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新しい本には、古い本の書評が引き継がれないので古い本へのリンクも残してあります。
国1試験合格経験・専門学校での指導経験にもとづいて書かれています。
このサイトを作るにあたって、私が学部・大学院で聴講した先生のお話が参考になっています。引用は明示しませんが、感謝します。


行政学の勉強法・対策

   行政学は公務員を目指す人には、実務に入ってからも必須の素養です。行政学を勉強しておくと、公務員になってから「今、自分がどこにいるのか」「どこに位置づけられる仕事をしているのか」が見えると思います。ところで、「行政法」と「行政学」はちがいます。藤田先生が行政改革会議の委員に選ばれたとき、ある新聞が藤田先生のことを「行政学の専門家」と紹介していました。マスコミの方も混同されてしまうようです。確かに、両方とも「社会科学」分野に入る学問です。しかし、勝手な私見ですが、「行政学」は「現実社会の問題を解決できるという意味での社会科学<"前に進める">」だが、「行政法」は「解釈論・規範定立論<"前に進まない">」に過ぎないと思っています。行政法の先生怒らないで下さい。勝手な私見です。では、何のために「行政法の先生はいるのか?」→この辺も掘り下げられるところなので、そのうちここで本を紹介します。「行政学」の本質は「行政事務の整理」です。「行政法」では現実の行政問題は解決できないと思っています。といっても、最近では行政学的な知見を取り入れた行政法の先生の研究も出てきており、面白い研究が多いようです。

基本書・学問書・教科書




『行政学』


行政学

<出版社>有斐閣
<著者>西尾 勝



-----MARCデータベースより--------------------
トータルな日本の行政組織とその運用を的確簡潔に解説するとともに、日本の行政と行政学教育が当面している問題に対応させながら、学問としての行政学の目的と課題を明らかにする。1993年刊を大幅に改訂した新版
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この本は公務員試験対策の「行政学」の本として真っ先に上げられる定番の本です。知識はとても良くまとまっています。しかし、知識が「止まって」見えてしまい、なかなか身につきづらいような気がします。といっても、試験的には知識を網羅的によく整理しているメリットは大きい。下記の宮川先生の本を読んでからこの本をアンカーとして試験勉強を進めていけばいいと思います。




『政策科学入門』


政策科学入門

<出版社>東洋経済新報社
<著者>宮川 公男



-----MARCデータベースより--------------------
政治学、行政学、経済学、経営学など社会科学を主体とする広範な科学が関係する「政策科学」。学際的で実践的なこの学問を、政策決定、政策プロセス、公共事業等を中心に解説したテキスト。95年刊の第2版。
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この本は公務員試験用として紹介されているのは見たことないが、いい本なので紹介します。西尾先生の「行政学」もいいテキストだが、内容が「とまって」見えてしまう。知識としては良くまとまっているが、実践しようとするときの「知恵」を発見しづらいかもしれない。その点、宮川先生のこの本は知識が「動く」のが実感できると思います。現実の行政問題について、一般の人とは異なった理論的な見方ができるようになるはずです。学際的な分野なので、行政学以外にも政治学・経営学・経済学等にも波及効果がある内容となっています。やはり、勉強のコツとして単なる「知識」の断片で覚えていくのはつまらないし、記憶にも残りづらいです。大学生以降の勉強は「知識」を現実に引きつけて覚えていくのが大事ではないでしょうか。何ごとも「自分の社会経験」や「現実の問題」に引き付けて考えたり、覚え込んだりしていくのがコツです。




『行政学教科書』


行政学教科書―現代行政の政治分析

<出版社>有斐閣
<著者>村松 岐夫



-----BOOKデータベースより--------------------
行政システムを、意思決定に焦点をおいて解明する。府省庁組織や中央地方関係、政府と市場、組織と管理などの伝統的なテーマを扱うと同時に、政治経済学的な視点をも導入した、行政学の体系的テキスト。誰が支配し、いかに実施するか、いかなる結果をもたらすか。"How Governed?"とともに"Who Governs?"にも関心を持って、行政システムの活動とその結果の全体をとらえようとする。二年前に「現代行政の政治分析」という視点から書かれたテキストを、省庁再編・政策評価の導入や地方分権改革などの近年の動きをふまえ、改訂した。
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定番本のひとつ。




『現代の行政』


<出版社>放送大学教育振興会
<著者>森田 朗



-----MARCデータベースより--------------------
行政国家の成立、行政学の発展、行政改革、現代の政府体系、内閣制度と政官関係、地方自治と分権改革、公務員制度と人事システムなどについて解説するテキスト。1996年刊の改訂版。
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もともと放送大学の講義用として書かれているので、よくまとまっている。




『行政学ホーンブック』


<出版社>北樹出版
<著者>今村 都南雄



-----MARCデータベースより--------------------
行政学を学ぶ人のために、政府体系の構造、公共サービスの供給、行政官僚制と政策過程、行政資源の調達と運用、行政責任と統制などについて解説する。1996年刊の改訂版。
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定番本のひとつとなっている。

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